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厳選穴馬を狙い射ち!ゴール前の興奮を一緒に味わいましょう!

【重賞レース分析】ユニコーンステークス

【好走馬は1番人気から3番人気に集中】

強豪馬がそろう重賞で、上位拮抗の構図になりやすいため、上位人気馬が強く大波乱は少ない傾向にある。表にあるように、過去10年の勝ち馬は全て3番人気以内だった。2着馬も上位人気に集中しており、3番人気以内の馬によるワンツーフィニッシュが7回もあった。逆に、10番人気以下の馬の連対は創設以降の24年で一度もない。

【前走好走馬が活躍する】

前走で5着以下に敗れていた馬が3着以内に入ったのは、過去10年間で2例しかない。1頭は前走が芝のGⅠNHKマイルCだった2019年の優勝馬ワイドファラオ、もう1頭は前走で海外に遠征(UAEダービー)していた2013年の3着馬ケイアイレオーネで、それ以外は全て前走で4着以内に入っていた。前走で国内のダートのレースを使われており、なおかつ大敗していた馬が巻き返すケースはあまりみられない。前走で好走していた馬を中心視したい。

【先行力のある馬がスピードで押し切る】

ユニコーンSは直線の長い東京競馬場で行われるが、それでも先行力がモノを言う。先行力のひとつの目安として、前走の4コーナーでの位置取りに注目すると、過去10年の勝ち馬のうち8頭は前走の4コーナーを3番手以内で通過していた。差し・追い込み脚質の馬は、2着や3着には食い込むもののやや勝ち味に遅い印象だ。

【最後の決め手はサンデーの血】

過去の傾向通りになるならば、ここまでのチェック項目で、勝ち馬の候補はかなり絞り込めそうだ。そして最後の一押しになるのが血統。ダート重賞なので、アメリカ血統の外国産馬や、非サンデーサイレンス系の馬の出走も多い。しかし直近の6年は、サンデーサイレンスの血を持つ馬が6連勝している。父がサンデーサイレンス系の種牡馬だった馬だけでなく、母の父がサンデーサイレンス系の馬だったケースも見受けられる。東京の長い直線でサンデーの瞬発力が爆発する。

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