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【重賞レース分析】函館スプリントステークス

【近年は前走が芝1200メートル以外だった10番人気以下の馬が台頭】

単勝人気別成績を見ていくと、過去10年では1番人気が〔1-2-2-5〕、2番人気は〔2-2-1-5〕で、ともに3着内率は50.0%。ただ、直近の5年に限ると、1番人気と2番人気は勝つまでに至っておらず、10番人気以下の馬が4頭も3着以内に入っている。その4頭と、7頭立ての5番人気で勝利を収めた2019年のカイザーメランジェは、全て前走で芝1200メートル以外のレースに出走していた。前走がこれに当てはまる下位人気馬には注目しておいて損はなさそうだ。

【前走が芝1200メートルだった馬は着順に注意】

過去10年の出走馬について前走の距離を調べてみると、芝1400メートル以上だった馬が3着内率32.0%と好調だ。ここで注目したいのは、同組で3着以内に入った16頭中11頭はそのレースで6着以下に敗れていた点で、今回距離短縮となる馬は前走で大敗を喫していたとしても巻き返しが期待できるようだ。一方、前走が芝1200メートルだった馬の場合、6着以下に敗れていると3着内率が大幅に低下してしまう。そういった馬は評価を下げるべきだろう。

【若い世代の牝馬が活躍】

過去10年の出走馬を年齢と性別で分けてみると、4歳以下の牝馬が優秀な成績を収めていることがわかる。4歳以下の牡馬も連対率は遜色ないものの、勝率では大きな差がついている。なお、5歳以上は牡・せん馬が優勢で、牝馬は勝率と連対率が極端に低くなっていることも覚えておきたい。ちなみに3歳馬の成績は、3歳牡馬が〔0-3-1-9〕(3着内30.8%)、3歳牝馬が〔2-0-1-5〕(同37.5%)と古馬相手に互角に渡り合っている。

【芝1400メートルでの成績に注目】

過去10年の勝ち馬を見ると、昨年のカイザーメランジェを除く9頭は芝1400メートルで2着以内に入った経験を有していた。また、そのうち8頭はオープンクラスの芝1400メートル戦で3着以内に入っていた。これに該当しない2018年のセイウンコウセイも1600万下(現3勝クラス)の1400メートル戦を勝っていた。スタミナを要するタフな洋芝コースということもあって、1200メートルを超える距離での実績に注目してみたい。

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